節目の様式

私の入学した高校は制服の時は黒い革靴と決められていました。

生まれて初めて買った革靴と、義兄からの入学プレゼントの腕時計。

そのふたつを身に付けた入学の日は大人の入り口に立ったんだととても気持ちが高揚したのを覚えています。

それから半世紀。

腕時計はしなくなって時間はスマートフォン頼り、革靴は下駄箱の中で普段はスニーカー。

そして人生の節目もあやふやになってきました。

そのうちに新しい様式美が生まれるのでしょうか?

写真作品はインスタグラムにもあげています。合わせてご覧いただければ幸いです。