2025年9月12日
十代の半ばから終わりにかけて、バイクと車の運転免許をそれぞれ取りました。 もちろん運転するバイクも車も持っていませんから、親戚や知人のものを借りては近所を走り回っていました。 若さゆえか運転にはすぐに慣れ、行動範囲が一挙 […]
2025年9月5日
国際電話の料金がとても高かった時代、貧乏学生だった私の日本との通信手段は手紙でした。 今では考えられませんが、ひと月に一通以上の頻度で家族や友人宛に手紙を書いていました。思い出せない漢字は唯一持参した日本語の本である英和 […]
2025年8月29日
北欧の写真学校に学んでいた頃、住んでいたのは学生寮のひとつでした。 十階建てぐらいのアパート形式で、単身者用の部屋は20平米程度と狭く、シャワー、洗面台、トイレが付いているだけ、キッチンと風呂場は共用でした。 寮には大学 […]
2025年8月22日
子供の頃、クレヨンの色で肌色というのがありました。 子供たちは人物を描くと考えることなく、素肌の部分 —手、足、顔など—は肌色のクレヨンで塗っていました。 ある図工の授業で絵の課題が「豆まき」でした。 私は祖父が豆を撒き […]
2025年8月15日
アメリカのある時計メーカーの小冊子を作った時に何カットか撮影したイメージ写真の一枚です。 1950年代の古き良きアメリカ、世界中の第一次ベビーブーマーたちが一度は憧れた、豊かで、大らかで、誠実な、強いアメリカです。 その […]
2025年8月8日
小学校低学年のころ、夏休みというのは週末の日々が終わることなくいつまでも続く感じでした。 今日は原っぱに虫取り、明日は川にザリガニ釣り、と頭の中はいろいろな遊びで溢れていました。 家の前から歩いて15分ほどの小川まで、途 […]
2025年8月1日
フランス、イタリア、スイスなどの国々で名の通ったブランドの工房、工場、そして各社のデザイナーの取材にカメラマンとして同行したことがあります。 何人かのデザイナーの方々は仕事場でインタビュー中に撮らせてもらったので、通訳さ […]
2025年7月25日
伊豆半島の中ほどに」こじんまりとした湖、一碧湖があります。 その畔から歩いて数分のところに、これまたこじんまりとした美術館、池田二十世紀美術館があります。私の気に入りの場所のひとつです。 緑の中にあるステンレスのサイコロ […]
2025年7月18日
ジェンダーレスが常識と言われるようになった今でも、女性だけをターゲットとした雑誌はたくさんあります。 かくいう私も大半はそんな女性向けの雑誌に向けて写真を撮っています。 したがって撮るのは女性が興味を持つモノばかり。 長 […]
2025年7月11日
身の回りの道具にこだわりをもったことはありませんが、物(商品)撮影が仕事の大半なので、形が美しいモノを見ると惹かれます。 日々の撮影はそのときの最新のモノがほとんどです。 でも時折り、長きにわたって生活の中で使われている […]