肝っ玉
かつてある男性誌の連載に腕時計の紹介ページがあり、それを何年か撮らせてもらっていました。
このちょっと風変わりなアングルから見た腕時計の写真はその連載ページ用に撮ったものです。
毎月の連載でその都度変化を求められ、紹介する時計にふさわしい目新しいシーン作りに悩まされました。
そんな中で見つけたアングルがこの絵柄です。
その後印刷された見本誌を見たとき、肝心の文字盤すら見えていないのに時計としての存在を感じさせるモノの力と、
このカットを1ページ大に使ったそのときの担当編集者の思い切りの良さに感心しました。
自由で野放図な写真を撮らせてくれる日がまた来るといいなぁ〜
(実はこの連載は全5ページで、他のページでは文字盤を真正面から見たものももちろんありました。バックグラウンドは銭亀と黒の出目金♪)
写真作品はインスタグラムにもあげています。合わせてご覧いただければ幸いです。