瑠璃色は魔法の色

伊豆半島の中ほどに」こじんまりとした湖、一碧湖があります。

その畔から歩いて数分のところに、これまたこじんまりとした美術館、池田二十世紀美術館があります。私の気に入りの場所のひとつです。

緑の中にあるステンレスのサイコロを連想させる外観と、二十世紀に」制作された作品群が憂き世から隔離された気分にさせてくれます。

かなり前に訪れた折、作品を見てから館内にある内部が真っ白なカフェテリアに入りました。そこの白いテーブルの上に、小さな瑠璃色のガラスの灰皿が置かれていました。光の加減があまりに美しく息を吞むほどでした。

同じ物を手に入れたく、その後数年探しても見つかりませんでした。

そしていつの間にかタバコを吸う習慣もなくなりました。

写真作品はインスタグラムにもあげています。合わせてご覧いただければ幸いです。