神の手作り

私の撮影する被写体はほとんど『モノ』、人の手による工業製品です。

ところがごくまれに花の撮影を頼まれます。それもスタジオで!

先ず集めてもらった花の中からどれにしようかと選ぶのですが、すでにそこから悩み、迷いが始まります。

いずれも美しく、生命力に満ち溢れています。その中から一つ二つを選び出すのは、私には難し過ぎます。

そこでそれとなく撮影の依頼主と花を集めてくれたスタイリストにうかがいを立てつつ選んでもらいます。

そして撮影するのですが、私の写真のウデはまだまだ未熟、自然が作り上げた作品を実物以上に撮る力量はとてもありません。

被写体に申し訳ない気持ちで撮影は終わります。

写真作品はインスタグラムにもあげています。合わせてご覧いただければ幸いです。