50年後の笑顔

男性ファッション誌の依頼で撮影した半世紀以上前の軽四輪です。

驚くほどコンパクトでスタジオ搬入は楽々、前後も短く雑誌の1ページの縦位置構図にピッタリ収まり、とても助かりました。

あらためて見ると、車のぬいぐるみのような愛くるしいフォルムで、今、信号待ちで会っても人々を笑顔にしてくれそうです。

まだまだ豊かではなかった時代に、ほとんど無名だった自動車会社が社運をかけて作った悲壮感はどこにもありません。

物作りの喜びに溢れた車に見えます。

今から半世紀後の街ゆく人々を笑顔で振り返らせるのはどんな車でしょうか?

写真作品はインスタグラムにもあげています。合わせてご覧いただければ幸いです。