移り変わる嗅覚

車と人がほとんど交わらない、道路が整備された郊外のニュータウンに住んでいた時期があります。

散歩していると所々車の排気ガスのが漂っているところがありました。

家並みで見えないけれど、車道が近いんだな、とわかります。当時の都心では全く気が付かない感覚でした。

最近の車はCO2問題で排気ガスがきれいになり臭いません。そして世の中は排気ガスゼロの電気自動車に向かっています。

人は微かな匂いに敏感になり、程なくしてスメルハラスメントという言葉が出てきました。

都市から刺激的なにおいが消えていった結果なのかもしれません。

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